『氷菓』古典部シリーズ(角川文庫) 著:米澤穂信

2022年12月24日土曜日

読書






『氷菓』古典部シリーズ(角川文庫) 著:米澤穂信

あらすじ

 主人公の折木奉太郎は、「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとする省エネ主義者。神山高校の古典部に入部した彼は、そこで好奇心旺盛な少女、千反田えるに出会う。省エネ主義を主張しながらも、なんやかんやで、持ち前の洞察力や推理力で彼女の伯父の33年前の真実に迫る。高校を舞台に、日常の数々の事件を推理していく青春学園ミステリ。

感想

 アニメ版を観てから、原作の『氷菓』を読みました。人が死なないミステリかつ学園物語なので、あまりミステリ系の小説を読まない私でも読みすかった。少し展開が甘い感じで、もどかしい気持ちになったが、第二弾・第三弾と進むにつれてとても楽しくなってくる作品。アニメ版ではわからなかった折木奉太郎や千反田える達の細かい性格描写が描かれており、感情の動きを原作が補完してくれました。誰もが持っている感情をちゃんと表現しているところが面白かったです。


まとめ

 シリーズ小説の第一弾で、アニメ化や映画にもなった小説。人が死なないミステリでライトな感じで気軽に楽しめます。

ぜひ、おうち時間にシリーズで読める本として良さそう。ぜひアニメと小説を合わせてみてほしいです。

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